野球好きの男の子 |
石粉粘土で作るお人形 |
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野球の「やっちゃん
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若おばあちゃん「わらこ」が子どもの頃は、いくら野球が好きな男の子でも「グローブ」なんてどの子も持っていませんでした。
バットといえば竹の棒とかその辺の丸太とかだったりね。
ボールは軟球だったけど高級であまり持ってる子は居なくて、持ってる子が一人いるとそのボールで遊んだよ。 |
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作 り 方
材 料
●石粉粘土(アーチスタフォルモ)
●絵の具
●ニス(つや出し)
●木工ボンド
●つまようじ 1本
道 具
●千枚通し(竹ぐしでも可)
●麺棒(すりこぎでも可)
●はさみ |
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ポイント
(1)木工ボンドは最後の仕上げにつかいます。形を制作する時ボンドを使わないでね。絵の具がのらなくなりますから。粘土がぬれていれば水がボンドのかわりになります。水をちょんちょんと付けて粘土を付けて下さい。
(2)つや出しのニスは水性のものが便利です。水性は筆が水で洗えます。乾燥後は耐水性の透明の被膜になります。 |
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造 型
頭部……粘土50g
首から下の部分……粘土90g
写真の形を参考に。
頭を丸くした後、顔の真ん中より少し上(目の部分)をややくぼませます。 |
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頭と胴体をつまようじ1本でつなげます。 |
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手を作ります。
右手…粘土を短い棒にまるめ片方の先端をゆびでちょっと押しつぶし手の平をつくったあと、ハサミで5本の指をつくる。ハサミで切ったあと、指の先を1本づつ丸めます。
左手…右手と作り方は同じだけど、グローブなので手の先は大きめに。親指と人さし指を細くよった粘土でつなぐ(写真を参考に)次に腕を胴体の肩の部分につけます。水をちょっと付けてのり代わりにね。 |
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麺棒で石粉粘土適量を薄くのばします。 |
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ズボンの裾やTシャツの袖口やTシャツの首回りはこのようにのばした粘土を千枚通し(竹ぐしでも可)を引いて切り、布のようにします。
袖は胴体と腕の付け根部分にかぶせるようにして胴体に粘土をのばしてならします。袖口はヒラヒラさせておきます。首回りはピシッとしたTシャツでもいいのですが、ここではちょっと伸びた首回りの感じにしました。 |
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ズボンの裾や袖は胴体にこのように粘土をのばして一体化させます。もう片側のズボンの裾や袖口はヒラヒラさせておきます。ちょっと波うたせたりすると布の雰囲気がでます。
(これは人形の部分ではありません。説明のために粘土片を使用しました) |
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腕を曲げ、爪楊枝を胴体にさして固定します。(まりを持つ女の子を参考に)。
耳(指先で粘土を小さく丸め押しつぶしたもの)をつけます。
髪の毛用に粘土を置いて爪楊枝で適当にスジをつけます。
次に帽子ですが、のばして1cm位の幅に千枚通しで切った粘土を頭に巻き、頭頂部の方へ粘土をのばしながらならしていきます。帽子口のほうはそのままです。(粘土の厚みが帽子の立体感になります)帽子のツバも平らに伸ばした粘土をツバの形にハサミで切って作ります。
足の先にも薄く伸ばしたねんどをかぶせ、靴を立体的にしています。細くよった粘土で靴ヒモもつけるとより靴らしくなります。 |
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乾燥
数日、風通しの良い所で乾燥させます。だいたい乾いたら腕を固定している爪楊枝を回し抜いて、穴に粘土を詰めて埋めます。さらに乾燥させます。 |
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着色
好きな色に塗ります。顔を書くのが少し難しいですね。混ぜて肌色を作る場合は少し余分に作っておいて下さい。(混ぜて色を作った場合、あらためて全く同じ色を作るのは難しいですから)少しの修正なら、その肌色で消して修正できます。 |
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ボンド付け
乾燥すると粘土が少し縮むので頭と胴体の間に隙間ができて爪楊枝が見えるかもしれません。いったん頭を引き抜いて、爪楊枝の先をハサミで少し切って元通り爪楊枝を穴にいれます。このとき爪楊枝や頭と胴体の接着面にボンドをつけて固定します。ボールにもボンドをつけて右手の平につけます。
ボンドは乾くと透明になりますが、余分なボンドはティッシュで拭き取っておくとなおいいですよ。 |
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ニス塗り
絵の具が完全にかわいたら仕上げにつや出しニスをぬってできあがり。 |
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